2003年 活 動 報 告
5月17日 | 高等学校 花のふれあい植え付け | 9月25日 | 本郷小学校2年生と紙飛行機作り |
6月10日 | 園児との「ふれあい農園」 | 11月22日 | 紫紺祭(力の限り ホンゴGO!!) |
6月27日 | 幼稚園児との水鉄砲つくり | 12月18日 | 本郷幼稚園にサンタ役で出演! |
9月15日 | 本郷地区敬老会 |
本郷幼稚園でサンタクロースに! 12月18日(木) 本郷幼稚園
社会福祉協議会の活動の中に、「地域の子どもたちとのふれあい!」というものがあります。
保育所や幼稚園の子どもたちと遊んだり、芋を植えたり、小学校の生徒と紙飛行機を飛ばしたり、紫紺祭でプランターに花を植えるのは、この活動の一環なのです。
今日は、4・5・6歳の幼稚園児にサンタクロース役でプレゼントを渡してきました。
「あ!このサンタさんはニセモノじゃ〜」 「なんでやぁ?」 「見てみーやー、ヒゲにヒモがついとるや〜」 「こ・これはの〜、トナカイで空の上を飛ぶじゃろ〜が。その時にの、ヒゲが取れちゃー いけんけー 縛り付けとるんじゃー」 「わかったか?」 「わかった」
素直ないい子どもたちです。このまま純な心で成長してくれればいいのですが・・・・・
どちらが私か?わかりますか? | ありがとう!の元気な声。気持ちいいですね。 | 「お父さん、お母さんの言うことを良く聞けよ!」 |
社協の皆さんと、はいポーズ | 12月生まれの子どもたちです。 | 園児たちと美味しい昼食をご馳走になりました。 |
紫紺祭 (力の限り ホンゴGO!!) 11月21日(金)・22日(土)
紫紺祭実行委員長の久保川君の挨拶
2003年も残すところわずか。11月となり、秋も深まって、朝夕の冷え込みや、肌にあたる風は刺すような痛みを感じるほどになりました。
今年の紫紺祭は、生徒の募集停止により1年生がおらず、2年生と3年生のみでの開催となりました。
前年度に比べ、人数が減り、模擬店やステージ発表も少なくなってしまいましたが、私たちみんなで協力し、盛り上げて、前年度以上に楽しい紫紺祭にしましょう。
各クラスがテントを設営 | PTAの皆さんも協力 | お茶席もありました |
寒かったので、トン汁が美味かった! | 社協も協力しました。 | 生徒と花を植えました。 |
いつもは外から眺めている校内に、久しぶりに入りました。
2.3年生だけの学園祭なので、さぞかし淋しかろうな〜と思っていましたが、テントの数は例年とほぼ変わらず。
町民や卒業生の来校も昨年までと変わりはありませんでした。
舞台は見ることは出来ませんでしたが、生徒みんなが一人一人、学園祭を成功させようとする雰囲気がうかがえました。
木枯らし吹く寒い日でしたが、心の中は久しぶりにホンワカした一日でした。
「紙飛行機名人に教えてもらおう」 (9月25日 本郷小学校2年生2組の26名の皆さん)
紙飛行機作りの名人の一人として、小学2年生の子ども達と遊んできました。
1時半から3時までの間、休憩時間も取らずに子ども達はがんばりました。
自分で作った飛行機が、飛んでくれた時の喜んだ顔はすばらしいものです。「物作りの教育」がいかに必要なことかが、よくわかりました。
今日はわたしを含めて、5名の地域社協のメンバーが紙飛行機作りの名人として参加しました。
隣の1組は、元保健室の永井幸子先生が中心になって、兜・風車・ヤッコさん・鶴・・・などの折り紙を指導されました。
10月初旬には、5年生による稲刈り、下旬には3年生による脱穀から精米までを行います。また、11月には1年生にコマ廻しを教える予定です。
元気の良い、子どもたちのエネルギーをもらえるこの行事が楽しみになりました。
この真剣な目の輝きが良いですね! | 指導者の高谷さん | そうー!そーじゃ! |
ここはのー、こー折るんじゃー! | 38ミリ? まだ なろーちゃー いまーがー | 見てみーや、よけーとぶどー |
いっせいに、よーい どん! | 社協のおじさん、今日はありがとうございました。・・ | 隣のクラスは、永井先生が折り紙を指導 |
2003年9月15日、本郷町中央公民館において「本郷地区敬老会」が行われました。本郷地域社会福祉協議会のメンバーとしてお手伝いをしました。
本郷町は、本郷・船木・北方・南方の4地区に分かれており、今日それぞれの地区で「敬老会」が開かれたのです。
町長さんはじめ、お偉方のみなさんはこの4地区の敬老会で挨拶、さぞかし忙しかったことと思います。
本郷地区の最高齢者101歳のおばあさんです。
本郷町全体の人口は1万1137名ですが、その約23%が65歳以上です。今後はこのパーセンテージが益々大きくなります。
と言うことは、今後年金の問題が大きくクローズアップされてくるでしょう。「今まで自分の年金を積み立ててきたのに、もらえなくなるの?」
「自分が年を取ったときには、年金制度は崩壊している。だから納める必要などないのだ」などなど・・・・・
ともあれ、女性会・各町内会・保育所・各同好会などが「本郷地区敬老会」をお祝いしました。
我が片山町内会の敬老会メンバーです。 | ご馳走を食べながら、演芸を鑑賞 | 元気の良い保育所のちびっ子たち |
その他、コーラス・フルート演奏・踊り・大芸道(南京玉すだれ)カラオケ・剣舞・空手演舞・劇(やぶれかぶれ)があり、2時過ぎに終了しました。
前回の「ふれあい農園」に続いて、ふれあい作業の一環として本日は水鉄砲つくり。
社協のメンバー12名が、竹を切り、バリを取り、穴を開け、軸に布を巻いて完成。しかし、60本ばかりの水鉄砲を作るのは大変だった。
保護者の方も多く参加されていたが、水鉄砲を作るのは初めてとか。私たちの時代は、自分で竹を探し、鋸で切って、どのように作ったらよく飛ぶかを友達と競ったものです。
竹とんぼ・紙鉄砲(弾には、山吹の芯にあるスポンジ状のものを使ったものです)・竹馬などを作って遊んだものです。
しかし、若きお父さんお母さんにはそのような経験が無いようです。「ここはどうするんですか?」「布が上手く巻けないのですが・・」
若き皆さんのために水鉄砲つくりを伝授します。
1.材 料
(1) 筒の部分 ・・・・・ マダケがサイズや肉厚などの点で最も適している。直径25ミリから40ミリで節と節の間が25センチ以上のもの。
材料の直径は幼稚園の子ども用には細いもの、小学校の低学年は30ミリ前後、40ミリに近くなると3〜4年生切り口が出来るだけ 丸く、曲がりが少ないものを選ぶ。枝が出ている部分は円形でないので使えません。
(2) ピストン用の棒 ・・・・・ 木の棒でも、竹でも良いが竹の方が軽く強い。竹はマダケの細いもの。
シリンダーの太さに合わせた太さを選ぶこと。真っ直ぐに伸びたものが良い。
シリンダーの内径とピストン用の棒の外形との差が12ミリ〜15ミリ程度が作りやすい、
長さはシリンダーより13〜15センチ長くする。
2.道 具
(1)のこぎり ・・・・・ 竹引き鋸か、出来るだけ目の細かい鋸
(2)ドリル ・・・・・ 直径2.5〜3ミリの穴を開けられるもの
(3)ナイフ ・・・・・ 切り出しナイフ
(4)サンドペーパー ・・・・・ 中程度の荒さのもの
3.作り方
(1) シリンダーを作る
竹の太さは一定のように思われるが、節の間でも根本の方がやや太い傾向があり、真ん中がやや太くなっています。
この様な性質を考慮して次のように作るのが良いでしょう。
放水口側 ・・・・・ 放水側は竹の先端側にする。節から10ミリほどの所で切り、中央に2.5〜3ミリの穴を開ける。
穴の大きさはシリンダーの細いものでは2.5ミリ、太いものでは3ミリ程度
解放側 ・・・・・ 解放側は竹の根本側にする。隣の節から20〜30ミリの所から切る。
(2) ピストンを作る
ピストンロッド(棒) ・・・・・ シリンダーの内径に合わせた太さのものを選ぶ。
先端に節を付けて所定の長さに切る。先端から30ミリの所に棒を貫通する穴(3ミリ)を開け、竹のひごを差し込む。
これは仕切りに巻く布を固定する目的のもの、棒の表面からから2〜3ミリ程度の長さ
仕切り(シール)を作る ・・・・・ 手拭いや浴衣などの古い布を幅25〜30ミリにさき、竹ひごの上に巻く。
巻く堅さが水鉄砲の性能に最も影響する。
指で押して少し弾力を感じてへこむ程度。硬ければシリンダーに入らなかったり、ビストンが動きにくい。
柔らかいと崩れて取れてしまったり、水が逆流する。巻き終わったら、2ヶ所糸を巻いて止める
仕切り(シール)の仕上げ
幅50ミリに裂いた布を2〜3回更に巻き付ける。新たに巻いた布は前に巻いた布を包むようにピストンロッドに糸でしっかりと止める
ピストンの先端の構造 | 完成したシリンダーとピストン |
よう見とれよ!こがーに巻くんじゃー | お父さんお母さんも孤軍奮闘中です | 「この辺で切るかの」「はよーしてーやー」 |
出来たよ。早よーやってみよう。 | 「見てミー、よう飛ぶケー」「ずぶぬれやー」 | みんなで楽しい昼食です。 |
本郷幼稚園の子どもたちと「ふれあい農園」 6月10日
「本郷地域社会福祉協議会」の行事として、年に何回か幼稚園・保育所の子どもたちと一緒になって、農作業をします。
今回は、本郷幼稚園の年少組のみなさんと、ジャガイモ・タマネギの収穫、そしてサツマイモの植え付けをしました。
「ジャガイモはここの茎を持って抜くんだぞ!」「おっちゃん!抜けん!」「てつどうてやるケー、がんばってみーやー」
「ムカデがいた!!」「これはムカデではない。咬みはしない。」
「サツマイモの茎は、こっちを土の中に入れるんでー」「もっと奥まで突っ込めやー」突然「おっちゃん!カブトムシの幼虫や!」「違う!カブトの幼虫はもっと大きい!」
久しぶりに孫のような子どもたちと戯れ、疲れました。しかし、快い疲れです。
昼にご馳走になったカレーは美味しかった。
地域のおじさんより、説明を受ける。 | いっせいにジャガイモ掘り | 大きなジャガイモが取れた! |
こんなになっているぞ! | タマネギを掘り起こす。 | ハヨー ヤレーヤー |
タマネギ とったよ! | サツマイモの植え付け | はい!ポーズ! |
高等学校の「ふれあい植え付け」 5月17日(土)
本郷町民で組織する「本郷地域社会福祉協議会」と言うものがあります。退職後、この協議会の推進委員になりました。
活動として、花を育てて、一人暮らしの高齢者のお宅にお配りしたりしていますが、その活動の一つとして高等学校にも春と秋に花を配っています。
社協のメンバーが生徒・先生・保護者と一緒になって、プランターに花を植えるのです。
「この花はサルビアと言って、背が高くなるので中央に!」「もっと、間隔を空けて植えなさい!」と、じいちゃんばあちゃんから注意を受けながら、作業が進みました。
もちろんわたしは、「じいちゃん」の一人です。
久しぶりに1年のときに教えた子どもたちと会って、元気をいただきました。
願わくば、自分の植えた花をたえず気にする子どもになってもらいたいと思います。
どの子も、いい顔をしてますね。今回のような取り組みが広まると、不良青年などいなくなるのでは?
昔は知らないおっちゃんが、「何しよるんなー。バカたれーが!」と怒られたものです。
ある時、野球部の親たちに「あなたの子どもが、花火工場のそばでマッチを擦って遊んでいました。それを見た人が、『何しよるんなー。バカたれーが!』と殴ったとします。
その時、あなたは?と質問しました。
1.よくぞ殴ってくれた。と感謝する。
2.何故、殴る前にその理由を子どもに話してくれなかったのか?と不満を言う。
3.わたしも殴ったことがないのに、何をしてくれたんだ!と抗議する。
今は、3番が多くなったと思います。情けない!事故が起きて、我が子が死んだらどうするのか?
悪いことは悪いのだ。理屈ではない、体で覚えさすことが必要です。と思うのですが・・・・・・・・・・