しめ縄づくりを体験する  本郷小学校5年生 55名  2004年12月2日


師走を迎え、地域社協のメンバーが「しめ縄作り」を子ども達に教えに行ってきた。
担任の先生が事前指導をされており、思ってた以上に上手く作ったのでビックリ。
今年の正月には、今日作ったしめ縄が飾られることでしょう。
なお、この子どもたちは6月に田植えをやり、稲刈り、脱穀と体験学習をしています。
田植えの風景はここ! 

 今日の発見!

1. しめ縄はいつの時代から?

 神代の時代、天照大神が天の岩戸からお出になった後、「もう岩戸にはお戻りにならないでください」
 と縄を張り再び中に入れぬようにしたそうです。
 この縄は「尻久米縄(しりくめなわ)」と云われたと古事記に記され、しめなわの始まりとされています。
 なお、「なわばり」と言う言葉はここから来たそうです。

2. 何故しめ縄をするの?

 しめ縄は、神聖な場所を表すための縄です。“ここからは神聖なので、不浄なものが入らないように”という意味が込められています。
 お祭りで町内の一角に縄を巻いたり、巨大な岩や樹木、清浄な井戸、瀧、寺院にも掲げてることろもあります。
 正月、戸口にしめ縄を置くのも、家の中に悪霊を入れず、家族一同の無病息災・家内安全を願って掲げるのです。

3.縄目は右回り?それとも左回り?

 一般の縄と区別するために縄目を「左ない」になっている。
 縁起物なので「左ない」にする。など、よくわからない理由ですが、とにかく左にねじって作りました。

見事なしめ縄をつくりました。 やったぞ! ハイチーズ!
「これはのー、こがーにするんじゃー。」 手取り足取り、子どもたちの真剣な顔に一生懸命教えました。
僕の方が長いぞ! ここにユズを付けるんぞ。 担任の先生も負けずに頑張った。
全員ががんばりました。 いろんなことに挑戦してください。 この真剣な眼差しをいつまでも・・・・

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