大聖寺 真言宗 http://www.daisyouji.or.jp

 「宮本武蔵と大聖寺の関係」(大聖寺のHPより)

大聖寺の鐘が鳴る。 七宝寺のかねも鳴る。 夜が明けると早々から、午過ぎも時折、ごうんごうんと鳴っていた。(地の巻「花御堂」六 )

 《武蔵が捕まった時のくだり》

「…。―そうだ、四、五日のあいだ、武蔵の身は、あの千年杉の梢に上げて、手足を幹に縛りつけ、雨ざらし風ざらし、鴉に眼だまをほじらせてくれたらどうじゃろ?」…(中略)…武蔵は、黙然と、うつ向いたまま千年杉の下へ歩むのだった。
 村の者たちは、ふと、不愍を感じたが、先頃からの情怒はまだ消え切れなかった。たちまち、麻縄を足して、彼の体を、二条も空の梢へ引き揚げ、藁人形のように縛りつけて降りて来た。(地の巻「千年杉」二)

沢庵によって捕らえられた武蔵は、お通が育った七宝寺の千年杉の梢に縛りつけられます。その
千年杉は大聖寺門前の大銀杏がモデルです。
千年杉に縛りつけられた縄目をお通が切ってくれたおかげで、武蔵は救われ、宮本村を後にして、流浪の旅に出ることになります。

別名「あじさい寺」と言われている。
一万坪のアジサイ園はみごとである。
白色の紫陽花は珍しいのでは? 千年杉のモデルとなった大銀杏の木

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