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誕生寺 浄土宗 (中国観音霊場 特別霊場) 岡山県久米郡久米南町   http://www.d3.dion.ne.jp/~tanjoji/

 宗教の開祖の誕生の地を訪れたのは初めてである。浄土宗の法然上人が生まれた所、産湯の井戸、そして幼年期を過ごした場所を訪れた。

 今年最後の古寺めぐりであったが、国の重要文化財に指定されている山門と本堂は見ごたえがあった。さらにご住職の法話は人を引き付ける話し方で、参考になった。

 八百屋お七の位牌と振袖・豊臣秀吉が愛用した茶釜・富岡鉄斎の扇子絵など、一度は見ておくほうが良い。

 山門を入ると3本のイチョウの木がある。そのうち1本が法然上人15歳が旅立つ時、杖にしていた銀杏を地に挿したところ、根が逆さに伸び大きくなったイチョウの木があった。足元を見ると銀杏が落ちていたので、三個ずつ拾ってきた。
植木鉢に植えて、芽が出るのを楽しみにしたい。

 本日の発見

 イチョウを漢字で書くと! 銀杏と書くことは知っていたが、公孫樹とも書くことを発見!

 公孫樹の葉っぱがドイツにたくさん輸出され、薬になって逆輸入。何に効くのか? 胃腸?

 年を取ってくると、
まず「耳」そして「喉」それから順に「歯」「目」「爪」にガタがくるそうです。それを「ミノハメツ」と言うそうです。(住職の話より)

広々とした境内 逆さのイチョウの木 ほのぼのとした石像


我が家では持ち帰った銀杏が、芽を出して大きくなりつつあります。
10年後には立派な盆栽になることでしょう。しかし、そのときには・・・・









本山寺 天台宗

法然上人の父母は、子どもがなかったので誕生寺から十数キロのところにある本山寺に、一心を込めて子どもの授かることを願い、やがて男の子を授かった。

××霊場・・・などとお寺も生き残りに必死である。しかし、このお寺は違う。媚びることがない。そこが又良い。

山門のそばに見事なもみじの紅葉 境内には「芍薬」が・・ 数年後には・・・

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