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雲樹寺(中国観音霊場第27番札所)・臨済宗
島根県安来市清井町281
元亨二年(1322年)後醍醐天皇の師、覚明三光国師の創建にして、後醍醐・後村上天皇の勅願寺である。
約300メートル松並木の参道があり、その中ほどに唐様の四脚門(重文)がある。
境内は5万坪あり、まず山門が迎えてくれる。中には、お釈迦様を奉る仏殿、方丈、開山堂などの大伽藍が聳える。
大方丈裏山には、刈り込み式枯山水の禅宗庭園があり、丁度訪れたときには雲仙つつじが咲き始めたところであった。
7月まで、さまざまなサツキが境内一帯を花で埋め尽くすそうである。
観音堂には霊験あらたかな聖観音様が祠られており、子育てにご利益がある。
唐様の四脚門(重文) 日本最古の朝鮮鐘(二人の天女がいる)
石を中心とした枯山水の禅宗庭園 境内で見つけた石像(このような夫婦でありたい)


 

清水寺中国観音霊場第28番札所)・天台宗
島根県安来市清水町 ホームページあり 
杉の立ち木の中を進むと、緩やかな参道があり、静寂中を登っていくと清水寺がある。
587年(用命天皇二年)に開かれ、盛時には四十八もの僧坊があったとか。
広い境内には千年杉が立ち並び、壮観である。宝蔵庫には多くの仏像があるとか。(私が行ったときには、閉館であった)
厄除け、祈願などの祈祷を行っている。以前は女人禁制の密教道場であり、境内にある食堂での精進料理は美味しい。
入り口の山門 尻尾を上にして迎えてくれる
根本堂(1393年の建立) 山陰唯一の総檜造りの木造多宝塔。高さ33メートル

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