41号  2月3日

今日は節分です。最近は、野菜や果物にも季節感がないように、年間の行事(七草・節分・ひな祭り・節句など)をやらなくなりました。

だんだんと古き良き習慣がすたれていき、非常に残念です。そのくせ、バレンタインデーは、なぜかみんなやりますね。
(日本のバレンタインデーは、神戸の『モロゾフ』という会社が、「1年に1度女性から男性にチョコレートをあげて愛の告白をする日」というキャッチフレーズで戦前に始めた、チョコレート業界の陰謀なんですぞ!)

 最近の出来事で言えば、初場所の大相撲で新鋭、千代大海(21歳)の劇的な逆転優勝で終わったことが印象に残っています。
中学時代の千代大海は、茶髪にそりを入れ、夜遊びにふけっており、暴走族の頭だったそうです。
その若者に、出身地大分県は、「県民への大きな励ましでした」と県民栄誉賞をおくるそうです。
人間にはいろいろ可能性があるのだなあー、と楽しくなりました。

 さて、早いものでもう2月、2月は「逃げる」と言い、これまた早くたってしまいます。(3月は「去る」)悔いのない一ヶ月を送る努力をしましょう。

連絡

☆     ワープロの受験代を早くもって来て下さい。4級(1500円)3級(2000円)       今年度最後の資格試験です。しっかり練習をしよう!

☆     ワープロの講習が本日から始まります。出来るだけ参加するようにしましょう。

☆     朝が寒いですが、遅刻のないようにしましょう。

☆     インフルエンザが流行っています。うがいをするように。

 私が年二回は必ずお参りに行くお寺があります。広島の「観音院」といいます。

信心深い方ではありませんが、そのお寺が「今月の運勢」を教えてくれます。

それによると、1982年生まれは(木曜星)、相性運に注意、悪く考えたり言い過ぎにならないように慎重に。

 数え年18歳の前厄は、過去にこだわらず将来に実力を高めて吉。

  1983年生まれは(月曜星)、良い運気の月で、苦手な事を熱意で向上させる吉日。両親と対話して手伝いする事。交通事故に注意。


就職・進学状況

3年生も自宅学習となり、ほとんどの生徒は登校しなくなりました。今年は世の中の景気が良くなく、就職など進路決定を心配しておりましたが、ほぼ決定いたしました。

求人件数は、ここ4年間で次のように変化しています。

県内企業

県外企業

1998年

221社

138社

1997年

302社

148社

1996年

255社

131社

1995年

306社

 

これで見て分かるように、ここ4年間で求人数は  最低です。今後急激に景気が回復するとは考えられません。今からしっかりと実力を付けておいてください。

 

                                        <1998年度就職先(職業分類)>

金属・機械などの製造

57

その他の製造

看護婦・看護士・介護士

建設機械運転・電気作業・建設等

食品製造

理容師・美容師

販売

運輸・通信

その他

<主な就職先>
三菱重工業且O原製作所       8名
大日本印刷プレシジョンデバイス    7名
日本ボデーシステムズ               4名
三原菱重機工                   3名
アイカ中国                        2名
兜ミ倉の鋼管                       2名
葛、立機械製作所                2名
ダイフク興産                     2名
電子プリント工業               2名
トヨタ自動車                      2名                
ナルデック                        2名                
土肥病院                             2名

      あいさつ上手になるには

あいさつの上手下手は、人間関係に大きく影響します。そこで、あいさつを上手にする方法を、君たちに伝授します。(今後5回にわたって書きます)

  あいさつの意味を理解する。

 漢字では「挨拶」と書くが、これはどういう意味かを、まずよく考えることが必要です。「挨」は「ムリして開ける」という意味であり、「拶」は「強引に進む」とか「迫る」という意味です。

 したがって「挨拶」は「ムリして開いて相手に迫る」ことで、現代風に言えば「相手の心の扉を開いて、相手の中に積極的に入っていくこと」が挨拶ということになります。

 特に、「心の扉を開く」というところに注目して下さい。


42号  2月10日

大学・短大・専門学校への進学状況

入学年

大学

短大

専門学校

1999

11

51

1998

16

62

1997

14

18

67

1996

14

14

69

1995

20

21

60

進学志向は、全国的に増加傾向にあり、特に専門学校への進学希望者が増えております。

しかし、「本当に進学するほうがいいのか?」「何をしにしんがくするのか?」など、良く考えて自分の進路を決定して下さい。

参考までに知らせますが、受験するだけだ平均24万円必要です。(交通費・宿泊代は別)また、私立大学に入学すると、最初の年に124万円必要です。その他、教科書代や下宿などをすると生活費が入用です。

また、安易に専門学校を進路先に選ばないようにして下さい。たとえば、「すぐに働くのはいやだから……」「友だちが行くから……」という考えで専門学校への進路を選ぶと、次の理由で困ることになります。

    基礎学力不足では授業についていけない。

工業系の専門学校の場合、数学・物理の基礎をマスターしておかないと、授業についていけなくなります。商業系は、英語・国語の力が不足していると入学後苦労することになります。

    持続力・目的意識のない人はついていけない。

専門学校は短期間で、資格・技術を習得させるわけですから、欠席・遅刻は大きなマイナスとなります。さらに、たくさんの課題も出され、毎日の学習もなかなか手を抜くことができません。就職などは、成績の良い者から順次決まっていきます。

進学・就職どちらにしても、3月に行なわれる学期末試験が大切になってきます。


 会社へ就職する際、構内選考が行なわれますが、その時1・2・3年生の学年末評価が判定材料に使われます。進学も、推薦基準が学校によって定められております。いかに、○○学校に進学を希望しても、この推薦基準をクリヤーしていなければ、高等学校の推薦書は書けません。

 進路指導室には、進学・就職に関する資料がそろっています。積極的に利用しましょう!

  国語の下岡先生・世界史の植野先生そして副担任の谷先生が、進路指導室にはおられます。自分の将来を決定する「進路決定」は、十分に調べる努力を、自分の力で行なって下さい。いろいろ参考になる話しも聞けるはずです。

冬季校内スポーツ大会で女子バレーが優勝!

先週の木曜日は、寒波が到来して大雪となりスポーツ大会が中止となりましたが、次の日は少し風がきつくて寒かったですが、スポーツ大会が実施されました。

3年生がいない中で、女子バレーBチームがみごと優勝に輝きました。

高原

信時

柏木

石本

黒川

稲垣

多森

倉田

 

  2月20日(土)にワープロ検定があります。先週から放課後の講習を行なっておりますが、自分の実力を付けるために是非参加するようにして下さい。

強制ではありませんので、「たいぎー」「早く帰りたい」「バイトがある」など……理由にならない理由を言って帰る人がおりますが、今の時代「一つでも多くの資格を持つ」ことは、これから社会に飛び立つ君たちにとって必要なことです。
このクラスたより「はばたき」の名前は、今の時期にしっかりとはばたく(知力・体力・技術を身につける)ことが大切であることから付けたのです。しっかりと羽ばたいて下さい。

 数年前のこと、クラスの生徒が遅刻をしてきて、私のところに顔を見せに来なかったので、その生徒を呼び出し「おまえ、いつきたんか?」「あのー、なんとか、かんとか」「遅れて来た時にはどうすればええんか。学校へ来る途中で事故でもあったんじゃないかと心配するじゃないか。ちゃんと言わんといけんことは、言いにこいよ」……

その夜、その生徒の母親から電話があり「うちの子が帰ってきて、ひどく落ち込んでいますのでわけを聞きましたら、先生にしかられたとか…… 先生、あんまりひどくうちの子をしからないで下さい。うちでもそんなにひどく叱ったことがないもんですから、子どもが落ち込んでしまいますので、よろしくおねがいします。」……

これも昔の話しですが、3年生を持った時、入社試験の面接の事前練習をすっぽかして、帰った生徒がいました。翌日、呼び出して「どうしたんだ、黙って帰ってから」「そのまま練習せずに行こうと思いました」「なに!バカ者!!誰のために、時間を取って、予定を立てて、練習をするんか考えろ!」  翌日、予定を変えて練習をしてみたら、まったくトンチンカン、またまた「バカ者!おまえ、これで本番の面接を受けるつもりじゃったんか」……

この生徒が卒業する時にくれたサイン帖に書いた言葉、「あの時は、ひどくしかられた。あんなにおこられたのは、ひさしぶりだった」

ほんとうに、みなさんは叱られずに育ってきたのですね。……

 あいさつ上手になるには(その二)

        自分からすすんで行なう

初対面の時、相手も一人、こちらも一人であれば、あいさつはしやすいが、パーティーなど多くの人たちがいるとき、あるいはこちら側が何人もいる場合、どのようにあいさつするのかの判断が難しい、一度タイミングを失うと、あいさつしないまま別れてしまうことになる。

そこで、こうした事態を避けるためにも、あいさつは、いついかなる場合でも、自分から積極的に行なうと言うルールを決めて、それを実行することである。

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