19号 9月9日

朝晩が過ごしやすくなったというか、寒さを感じる季節になりました。2学期も順調に始まっております。
1学期の通知表では、私が教員になってはじめての経験(数多くの人に赤点を付ける)をしました。
世の中や学校全体が規律・礼儀などおろそかになり、「これぐらいはいいだろう。」という甘えがあるように思えます。


  『甘えの構造』は、次のようになっています。

 これぐらいの事は・・・ → 自分だけでなく、他の生徒もやっている  → 親や先生がなんとかしてくれるだろう

 →
 だから社会に出てもなんとかなるだろう

この甘えの構造を、なんとか打破しなければいけません。一人一人、今一度、現在の学校生活・家庭生活全般にわたって考えてみて下さい。

 2日前の新聞に次のような記事が出ていました。

  こんなはずじゃなかった。

  「うるせんだよ。わかってんだよ」「何?その口のききかた!」言うなり娘に手が出ていました。
「もっとたたけよ!」激しい剣幕で食ってかかります。「そんなに憎い?私が嫌い?私が死ねばすっきりするんでしょう!」
公立高校に受かって欲しい、その一念で顔を見れば「早く勉強をしなさい」。
自分を抑えきれないのです。「何でわからないの?あんたのためを思ってなのに!」

         ◆      ◆      ◆

 主人はちっとも頼りになりません。思いあまって、知人に心情を打ち明けると、「どうして信じてあげないの。自分の子じゃないの‥‥」

 その言葉を聞きながら、母の姿がよみがえってきたのです。
娘を妊娠して間もない頃、嫁ぎ先での暮らしになじめず、つらくて、心細くて、でもじっと胸におさめて、毎日耐えていた遠い日のできごと---

 ある日突然、実家から母が来て「ちゃんとたべなきゃ」、言葉少なく、ウナギの蒲焼をそっと手渡してくれたのです。
勝手に生んだくせに‥‥少しも振り向いてくれなかった母をずっと恨みに思ってた。でも、私の身を案じてくれた。わかってくれてたんです。
《生まれてきてよかった》あの時、そう思わせてくれた母――

 我に返りました。娘の心を少しも覗こうとしなかった。
”お前のため”と言いながら、世間体や身勝手な思いで、追い詰めていた。「私なんか、いらないんでしょ!」娘はそう叫んでいたのです。
「お母さんの思いばっかりお前に押し付けていた。ごめんね」言ったとたん、娘は声をあげて泣き出しました。
「本当はお母さんが大好きなんだよ、大好きなの‥‥」

         ◆      ◆      ◆

 子どもの幸せを願わない親なんて、いません。「勉強しなさい」相変わらず言っています。
「わかってるって」とにっこり応える娘。それにしても、「高望みするな、それは、お前の子」前からそう言ってた主人。
私のこころ、本当は補ってくれてたんですね。

 私も高校生の時、母が「いつまでねっころがってるの!早く勉強しなさい。」と注意されると、『そろそろ、やろうかな!と思っていたのに、くそ!意地でもやるもんか。』と反発したもんです。
今から考えると、バカなことをしたもんだと、後悔しています。

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 誰でも朝起きるのはしんどいものです。特に夜更かしをした時には、1分でも、1秒でも寝ていたいものです。しかし、‥‥‥
わたしの信条として、「前の晩酒を飲みすぎて、頭が痛い(俗に言う二日酔い)時こそ、朝早く起きて元気に学校に行く」ことをモットーとしています。
  何事も気持ちの持ち方だと思います。

教室に花瓶が二つあります。だれか、花を持ってきてくれませんか?お願いします。

  教室の乱れは、授業の乱れ!

     快適な環境で、勉強しましょう!

ワープロ検定試験の問題集購入について

12月に行われますワープロ検定試験(日本ワープロ検定協会主催)の練習用の問題集〔600円〕の購入を希望する人は、用紙に名前など記入し、今週中に木下まで現金と一緒に持って来てください。

20号 9月16日

野球部、県大会に出場!

 佐々木君・森岡君が所属する野球部、そして担任が野球部顧問の本校野球部が、尾三地区大会を3勝1敗(如水館高校には2:6で負けてしまいましたが、因島高校(6:3)大崎海星(11:1)忠海高校(10:5)に勝つことができました。)で、県大会への出場が決定しました。
14日(月)に抽選会が行われ、野球部は20日(日)の11時半より三原市民球場において、強豪の広島商業高校と対戦することになりました。
捕手として佐々木君が、投手あるいはショートとして森岡君が出場しますので、一人でも多く応援に来て下さい。(入場料金は私が出します)



 二学期の座席が決定しました。

1学期は出席番号順に座っていましたが、2学期になり次のように席替えを行ないました。

     決められた席を変わらないように!

 

 

 

幸子

猪之奥

義夫

由美子

佐々木

正俊

  千円は、誰の手に?

 ある旅館での出来事です。3人の学生が一人一万円ずつの宿泊代を旅館の女の人に渡しました。その女の人がその三万円を帳場に届けると、ご主人が「まじめで良い学生さんだから5000円まけておこう」と千円札を五枚返してよこしました。

 女の人は、そのお金を持って部屋に帰る途中、「3人に5000円は半端だわ!」と言って、2000円をちゃっかり自分のポケットにしまい込み、一人に千円ずつ返金しました。3人の学生は、千円安くなり喜んだのですが、さて!このやりとりをよく考えてみて下さい。

 3人の学生は、結局1人あたり9000円出したことになります。3人で27,000円となります。それに旅館の女の人が失敬した2,000円を加えると、合計29,000円にしかなりません。最初三万円あったのに、いったい残りの千円はどこにいったのでしょうか?

  最後はどうなるの?

 中国山脈の山の中に、2匹の同じ長さの仲の良いヘビが住んでいました。ある日2匹のヘビは、食べ物のことでケンカになりました。「お前を食ってやる!」とお互いに相手のシッポから食べ始めました。

 さて、最後には何が残るのでしょうか?

  9月16日から就職試験が開始

 今3年生は、「失礼します。」「持っている資格は‥‥‥」「得意科目は‥‥‥」と面接の練習に必死で取り組んでいます。
部屋に入る時に、ノックをして声をかけてから入る。部屋を出る時には「失礼しました」と挨拶をして戸を閉めるなど、日ごろからやっておけば、何でもない事だと思うのですが‥‥


 2年後には君たちの就職試験となります。日ごろの言葉遣い・遅刻、欠席・部屋への入退出など気をつけるようにしましょう。

  入社試験エピソード

 入社試験を突破するのに、体力と根性だけで合格した人がいます。
 面接官が「何か得意なものはありますか?」と質問するやいなや、いきなり床に伏せ、ウンウンと腕立てを100回しました。(無事、合格です)

 また、「おいしい水」が売り物のあるメーカーの面接で、ノックをして入室するなりそばに飾ってあった花瓶に近寄ると、花瓶の中の水を一気に飲み干し、「うーん、さすが○○社の水はうまい」と殺し文句を言った人がいたそうです。この人も無事合格したそうです。

 面接ではここぞとばかりに張り切る人がいます。張り切りすぎてドアを壊してしまう人もいます。この人もめでたく内定しました。人事担当者いわく「せめて、壊した分ぐらい働いてもらわないと‥‥‥」

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