四国別格二十霊場の旅

 四国路の春は、チリンチリンと鳴るお遍路さんの持つ鈴の音で幕を開けます。
 四国八十八ヶ所の遍路の旅を昨年終わって、今年は番外霊場としての別格二十霊場を訪ねることにしました。(別格二十霊場が創設されたのは、今から25年前のことだそうです)
 八十八ヶ所にこの別格霊場を加えると(88+20=)、108となります。108という数字で思い出すのは?
 12月31日、大晦日の日にお寺では108回鐘を撞いて、人間の煩悩をなくします。
 「百八煩悩消滅のお大師様の道」といわれ、今年は+20の旅をすることにしました。
 
 ところが・・・・・  この旅が・・・・・・  

 四国の地に20ヶ寺と言うことは、お寺とお寺の距離があるのです。八十八ヶ所遍路のときには、一日に6〜7ヶ寺を廻ることができましたが、今回は1日で3〜4ヶ寺が精一杯です。

 第1回目は、次女の結婚式の後に淡路島を渡って四国に入り、まず第1番「大山寺」を訪ね、その後は逆の20・19・18と廻りました。(途中の住職より「閏年には逆打ち(20番から廻ること)が、ご利益があっるんです。」と聞き、やったー!と思いました)

 別格第一番 仏王山(ぶつおうざん) 大山寺(たいさんじ)
      本 尊:千手観世音菩薩  開 基:西範僧都  宗派:真言宗醍醐派
      真 言:おん、ばざら、たらま、きりく
      御詠歌:さしもぐさたのむちかひは大山の松にも法の花やさくらむ
      所 在 地:〒771-1320 徳島県板野郡上板野大山

国の重要文化財として大治元年(1126)の銘のある経筒があり、義経の愛馬薄雪の墓があります。 戦国時代の行事としての「力餅」は400年の伝統を誇り、大鏡餅86kg(三方を合わせ169kg)を抱えて歩く距離を競うもので、毎年、1月の第3日曜日に行われているそうです。


山門からの石階段を登ることをお勧めします。
両側の竹林の中をゆっくりと登るのも良いものですよ。
境内にあった大銀杏の木、足元には銀杏が転がっており拾ってきました。
さて、芽が出るのは・・・・・?



別格第二十番 福大山(ふくだいさん)    大瀧寺(おおたきじ)
      本 尊:西照大権現  開 基:行基菩薩  宗派:真言宗御室派
      真 言:南無西照大権現
      御詠歌:霊峰の岩間にひらく法の道厄をながして衆生ぞすくわる
      所 在 地:〒779-3638 徳島県美馬郡脇町西大谷

とにかく山また山、前日の大雨で落石が道に・・・・・・ 「落石注意」の看板があるが、どのように注意すればいいのか?
前日、道の駅{しおのえ」に車中泊、6時には起床して出発したので対向車がいなかったことが良かった。
道幅の様狭いところがあり、対向車が来たら「ゴメンナサイ!」の世界である。
2004年4月現在、トイレが修理中なり。必ず途中で済ませておくように。とはいえ、40分ほど山道をドライブするので、どこにも
便所はありません。(お寺の2Km前に、あったようにも思いますが・・・・・)


別格第十九番 寶幢山(ほうとうざん)  香西寺 (こうざいじ)
      本 尊:延命地蔵菩薩  開 基:行基菩薩  宗派:真言宗大覚寺派
      真 言:おん、かかかび、さんまえい、そわか
      御詠歌:南無大悲延命地蔵大菩薩みちびきたまへこの世のちの世
      所 在 地:〒761-8015 香川県高松市香西西町211

 雨の中「駐車場はどこ?」と探してもない。しかたがないので、近所の民家の駐車場をちょっとお借りする。
寺の中に入って、なんだ! 山門をくぐって進めば、駐車場があったのだ。「車で山門をくぐるのは・・・・・・」と躊躇したのが間違いだった。
境内は意外に広かった。小さなお地蔵さんが印象に残っている。


別格第十八番 経納山(きょうのうざん) 海岸寺(かいがんじ)
      本 尊:正観世音菩薩・弘法大師誕生仏  開 基:弘法大師  宗派:真言宗醍醐派
      真 言:おん、あろにきゃ、そわか
      御詠歌:せとのきしまなこやひらくかいがんじよろこびみちぬ身も心にも
      所 在 地:〒764-0037 香川県仲多度津郡多度津町西白方

 とにかくビックリ! 山門には仁王さんが定番、ところがお相撲さんが鎮座ましますのだ。それも「琴ヶ浜」と「大豪」という、ついこの間までの現役だ。

とにかく広い。海水浴場あり、ユースホテルあり、広い庭園あり。
本堂と大師堂の間が約200mあり、その間に国道19号があり、しかも予讃線の電車が走っていた。
弘法大師の母である玉依御前(たまよりごぜん)がこの地に産屋を設けて大師を出産されたそうです。

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