本郷地区社会福祉協議会の活動(2005年)
定年後、ちょっとでも地域社会と接点を持ちたいと思っていた所、本郷地区社会福祉協議会(本郷地区社協)から声をかけていただいた。
今年で3年目を迎えますが、幼稚園児や保育所の子どもたちそして小学校の学童とのふれ合い、一人暮らし老人と会話し、そして何よりも楽しいのは仕事以外の人たちとの付き合いです。
本郷地区 一人暮らし高齢者の集い 2005年3月11日
竹原かんぽセンター
年に一回ではあるが、一人で生活されている高齢者をご招待、温泉に入ってもらったあと美味しい食事をしてもらっています。
地域の民生委員の皆さんに協力していただき、社協の役員と一緒に64名のオジイチャン、オバアチャンと竹原のかんぽセンターに行ってきました。
気候が崩れて雨が降るとの予想であったが、かんぽセンターで楽しんでいたとき以外は、一滴の雨も降らず。
90歳以上の皆さんが、カラオケに挑戦。驚くばかりの元気の良さにビックリ!
それにしても、女性の強さを再確認しました。
参加者64目の内、男子の人数は何人だと思いますか?
答えは二人です。タッタの二人なのです。世の男性諸君!ストレスを溜めずに長生きをしましょう!
もう一つ、ビックリしたことがあります。
今日参加する予定のオバアチャンが、昨日亡くなったのです。そのため、欠席された人が数人おられましたが、参加者の多くがあまり驚かれないのです。
高齢者ともなると、自分も含めて「寿命がきた。しかたがない」という気持ちになるのでしょうか?
63歳ではまだまだその域に達することが出来ません。
まずはカンパイ! お酒がないのが、残念! |
熟女五人組 我が息子がお世話になった先生も・・・・・ |
みなさん!このエネルギーをもらいましょう。 御年91歳です。杖はどこから持ってきたのか? |
ジャガイモの植え付け 本郷幼稚園・保育所の子どもたち 2005年3月7日
朝起きてみると霜柱が立っていた。寒い!と嫌がる体を無理やりたたき起こし、沼田川河川敷の畑に行った。
今日は本郷幼稚園と保育所の子どもたちとのジャガイモの植付である。
私は一度の経験がないが、子どもたちの前では「ジャガイモ博士」である。
9時に集合して、畑の草取りからはじめていつでもジャガイモが植えられるようにしておく。
ジャガイモにも色々な種類があることを発見。本当の「ジャガイモ博士」は一目見て「これは男爵、これはデジマだ!」と識別されるが、私にとってはどれも同じに見える。
夏には子ども達と収穫、そしてカレーライスのお食事会、また楽しみが一つ出来たぞ!
ところでジャガイモがヨーロッパで公式の裁判にかけられ火刑の判決まで受けたことがあったそうです。しかもその判決理由は「性的に不純である」ということだそうです。興味のある人はここをクリックしてください。
最初に会長さんが植え付けの説明 | どれにしようかな? | ここに植えなさい! ハーイ |
次は僕だぞ! | 働いた後の一杯は美味いな〜 | ご苦労様でした! 秋を楽しみに・・ |
保育所の皆さんと記念撮影です。一たす一は? みんな良い顔をしていますね。 |
しいたけ菌の植え付け体験 本郷小学校3年生 2005年3月3日
石臼体験 本郷小学校6年生 2005年2月28日
小さいときに体験したことは、年を取っても体が覚えているものです。
たと えば、コマ廻しや剣玉などは、50年以上もやったことがありませんが、手にコマを持つと自然に指先や腕が動いてヒモを上手に扱うことが出来るのです。
これが今まで一回もコマを廻した経験がない人は、出来ないのです。このように身についた技能をスキル(SKILL)と言います。
最近小学校などで100マス計算など、短時間に読み・書き・計算などの基礎学力を習熟するための授業時間を、誰が名づけたのかスキルタイム(Skill
+ Time なる和製英語)と言います。
とにかく小さなときに、いろいろな事を経験さすことが大切なのです。
さて、あなたは石臼をまわした事がありますか?見たこともない人がいることでしょうね。
昔は縁側でお婆ちゃんが大豆を石臼で挽いたものです。その結果が「きな粉」となるのです。
ダイコンはイラにすらせ!石臼はのんびり屋に挽かせ!と言います。ゆっくりと廻すことが必要なのですが、これが重いのです。
良くこんなに力のいる作業をあのオバーチャンがやっていたものだと感心します。
さてここで質問!
石臼は右回り?それとも左回り?
四国の巡礼は、阿波の国(徳島)から土佐(高知)、そして伊予(愛媛)讃岐(香川)と左回りにまわります。
そのことから、石段も左側通行となっています。(こんな話しは関係ない!これまたシツレイシマシタ。)
正解は、左に廻すのです。どちらでも良いように思いますが、溝の切り方がそのようになっており、右に廻すといつまでたってもきな粉は出てきません。
まずは会長から昔のお話し | 保健室でお世話になった永井先生が 大豆などの話しをされた |
さて、いよいよ石臼とご対面 |
この真剣な顔がいいですね | 私たちもいい顔でしょう! | 女の子も上手にまわします |
オハギをみんなで作りました もちろん、きな粉をいっぱいまぶしました |
自分が食べる分は、自分で作るんだぞ! | みんなで美味しくいただきました。 ゴチソウサマ! |
大崎上島町社会福祉協議会への視察研修 2005年2月25日
3年前に木江社協と大崎社協と東野社協が合併に伴い、大崎上島社協の一つにまとまりました。
本郷の社協も3月22日の合併にともない、トップが三原社協となり、その下部組織の一つとして本郷地域社協として活動することになります。
合併の先輩として、どのような活動をされているのか?合併の問題点は?などを研修してきました。
特に、7年前から空き家を利用した、お年寄りの憩いの場である『よってみんさい屋』は、感心するばかりでした。
「よってみんさい きてみんさい 並ぶ笑顔にゃ歌もでる こんな幸せほかにはない」
訪れたときには、5〜6人が押し葉なの名刺を作っておられました。(講師の先生は向島の人。交通費も講師料もなし、ボランティアです)
別の部屋では4人がコタツに入って、名産のポンカンを食べながら楽しそうに世間話をされていました。
まずは会議室で説明を受ける | この民家がサロンです | 押し花で名刺を作っておられる |
おいしいポンカンをいただきました | どんぐりで作られています | 帰りに「望月邸」を見学 |