新高山(にいたかやま)

山頂には、本郷町を代表する史跡(城跡)があります。
毛利元就の三男「小早川隆景(たかかげ)」が築き、約45年間本拠として使ってきました。
当時は海の水が山の麓まで入ってきており、船の発着場もあったそうです。
隆景は天文21年(1552)に高山城から沼田川 対岸の新高山城(豊田郡本郷町)に移り、ここを本拠城としました。
中世の山城から近世の城郭へ移る過渡期の大型山城です。
また、隆景は毛利氏の外交担当として将軍足利義昭や織田信長らと交渉を持ち、本城である沼田新高山城よりも三原城にいることが多くなり、「三原の隆景」と言われるようになりました。

    もどる    メル友のぷー太に作っていただきました。


inserted by FC2 system